|
「出逢い」をテーマとしているという、飛天オンラインを遊んでみたい。 出逢いというと、普通の人はいかがわしいイメージを持ってしまうだろう。私も例外なく、いかがわしいイメージで頭がいっぱいになった。公式ページなどをよく読んで誤ったイメージを正すことなく、いかがわしい気持ちで遊んでみることにしよう。 まずはインストール。インストール前に公式サイトで会員登録を行う必要があるのでやっておこう。住所、氏名、年齢、メールアドレスなどを聞かれるが、クレジットカードの番号を入れておきなさいと言われることはない。ひとまず安心だ。現在はベータテストとのことで無料で遊べる。正式サービス後も基本無料なんだそうだ。 インストール用ファイルは約1ギガ。CD-ROM一枚分の容量(約640メガ)を軽く超えている。世の中の人すべてがブロードバンドだと思っているかのような巨大っぷりだ。
インストールが終わると、デスクトップにショートカットができてるのでダブルクリック。すると、パッチ(修正プログラム)ダウンロード画面になる。ずーっと0%のままなので変だなーと思っていたら、「Play DOMO」のボタンをクリックしないと先に進めないらしい。クリックした。
すると、なぞの文字化け画面が。さすがベータテストというだけある。なんだかわかんないけどOKをクリックしたら先に進んだ。ものすごく不安になったが、ここでひくわけにはいかない。
とりあえずログインして、キャラ作成画面。キャラは4種族の男女から選べる。フツーの人間「人族」、魔法が得意そうな「天人」、肉弾戦が得意そうな「修羅」、器用ですばしっこそうな「鏡童」だ。
いつもなら面白そうな風貌のやつを優先的に選ぶところだが、今回は「出逢い」をいかがわしいイメージで捉えて遊ぶため、セクシー人妻ふうの「天人・女」を選ぶことにしよう。
こうしてみると、露出も低くて、特にセクシーということもない。プレイしつつ、レベルを上げながら大人の色気もあげていこうと思う。名前は「おくたま」。「奥様」と「奥多摩」を掛け合わせた、悩殺ぷりぷり女になる予定である。ちなみに髪の色、肌の色、背の高さや手足の長さ、胸の大きさなど、かなり自由に変えられる。私はとりあえず、色白長身巨乳にしておいた。 いよいよゲームスタート。船の操縦ハンドルみたいなのを背負ったおっさんが難しい顔で難しい話を始めたので、聞いたフリをしてがんがんメッセージを飛ばした。
今までの経験でわかっている。最初のほうの難しい話は、まったく聞かなくても特に支障はないのである。適当にレベルをあげて、面白そうなところに行ってれば、いつしかそれが冒険になるのである。 キャラも私の心情とシンクロしているかのように、あほな質問を投げかける。
そんでもって、せっかくなにやら答えてくれたおっさんだったが、メッセージをがんがん飛ばして話を先に進めた。おっさんが何か言い残して去ったが、何を言い残したのかは聞いていないのでわからない。代わりにトラ人間が出てきて、お前を鍋にして食うと叫びながら襲い掛かってくる。
背中を丸めてなべをつつき、あちっ、猫舌だ!というネタをかまずトラ男のイメージが浮かんで少し楽しくなったが、ここで謎の正義ぶった男が現れる。そんでもって、一撃でトラ人間をやっつけた。それはもう、裏で金銭的なつながりがあるんじゃないかと思われるほどの一撃っぷり。 トラ人間は一目散に逃げていくはずだったが、地形にひっかかってしまって壁に向かって走り続けていた。気の毒に。
一昔前の映画に出てくるナンパのような出逢いを繰り広げる二人。青年は食事に誘ってきたりもせず、そのまま去った。おそらくまたあとで、偶然を装って現れるのだろう。なんせ、「出逢い」を大々的にテーマに挙げているRPGだ。油断はならない。 その後、気がついたら最初の町に出てきていた。初心者用のガイドの人が何か言ってくるが、面倒なので聞かずに飛ばす。なあに、どうせたいしたことは言っていない。
移動は、クリックしたところに青白い矢印が出て、そこに向かって走る方式だ。どうやらカーソルキーでの移動もできるようだ。モンスターをクリックすると、カーソルの形がグローブに変わって攻撃する。マップは右上に出ているので迷子の心配がなくてありがたい。どうやら南に向かえば最初の方の敵がいそうだったので向かう。 たまごに手足が生えた「ククのたまご」とかわいいブタさん「ププ」の二種類が居た。能天気な感じである。
ダメージ表示は、他のオンラインRPGと同じく、ダメージを与えると頭上に数値がぴょこっと出るFF方式。敵はめちゃめちゃ弱くて、あっというまにやっつけてしまう。「おくたま」は武器を持ってないので殴りと蹴りで暴力的に戦うのだった。
レベルはあっというまにあがる。すると最初に出てきたえらそうなおっさんが現れ、レベルがあがったらステータス画面でパラメータを振り分けろ、またレベルがあがったら来ると言い残して消えた。レベルがあがるたびに来るのか。子離れできていない親のようである。
とりあえずやることは、そこいらの敵をクリックして成り行きを見守ることだ。単調な作業だが、最初のうちはこれでも結構楽しい。だが、少し気を許すと恐ろしいことが起こっていた。 首が宙に浮くという怪現象である。おそろしい。まだまだこのゲームには怪現象という名のバグが潜んでいるようである。
敵の攻撃力がめちゃめちゃ低いので体力回復する必要はまったくないのだが座ってみた。このゲームでは、座ることで体力が回復するのである。なかなかの色っぽさである。
ふと、「感情表現」というのが目についたので試してみた。ゲラゲラ笑ったり、悲しんだり怒ったり、じゃんけんしたりすることができる。岩陰に隠れて、笑ったり泣いたりする練習をする私。現実の世界ならば変な目で見られそうだが、とりあえず一通り試した。
その後、再度レベル上げをしていたら「コンボメーターがたまったよ」というメッセージが出た。戦いを続けていると「コンボメーター」がたまっていき、MAZになると必殺技が出せるらしいのだ。本当なら強い敵に試してみたいが、弱いのしか居ないので近くのやつに試してみた。
「夢想拳」とぽつりとつぶやいたかと思うと、小さな波動のようなものがぴょろっと飛んでいくという、少しさびしい気分になる必殺技が炸裂。なんかこう、ぜいたくは敵だ!みたいな必殺技だ。 とにかく順調に敵と戦い、レベルは3に。また偉い人が出てきた。「抽選さん」のとこにおみくじ引きに行ってみたら?ということ。そのネーミングはあんまりじゃないだろうか。
抽選さんに抽選してもらうのは後にして、さらにレベル上げを続けることにする。たまごとぶたさん以外の敵、「モス」が出現。蛾の形をしたモンスターで、りんぷん攻撃でじわじわダメージを与えてくるのだ。 だが、ダメージはめちゃめちゃ低くて、別に今までと変わりなく戦えてしまうのだった。
その後、誰かがDカップ以下の女性キャラを探して叫んでいた。女のプレイヤーの胸の大きさ指定クエストがあるようなのだ。 胸の大きさ目当てで出会う男女は幸せになれるのだろうか。しかも、「Dカップ以下」という指定は妙なマニアックさがただよう。物陰に連れ込まれてスクール水着を渡されたりするのかも知れない。恐ろしいことだ。 他にも、個室に男女が一定時間閉じ込められるクエストとか、3対3ぐらいで楽しく飲食をするクエストなんかがあるんだろうかと変な想像をしつつ、このへんでいったん冒険を終わる。 飛天オンラインは基本無料で遊べる「出逢い」がテーマのオンラインRPGです。 |