再び、シルクロードオンラインの世界に降り立った老師は、腐った木を相手に戦いを繰り広げていた。

▲腐った木の精、腐敗樹精が背後に迫る
この敵は、座ってのんびりしていても決して襲ってこないというぬるい敵だ。そんなぬるい敵を相手に、私は経験値を積んでいる。相手の攻撃力はけっこう高くて、ダメージをがんがん食らうが、こちらには感電斬りという術がある。こいつを使って、やられる前にやるのだ。

▲感電斬り ばちばちばちばちぃっ
そしてついにレベル9になった。ふぁ~ふぁふぁ~ん。

▲レベル9
いつの間にか、レベル二桁に手が届きそうだ。はやいものである。ここまでに覚えたワザは、剣で力一杯斬るワザ、三回連続で斬るワザ、剣に電気を流して感電斬りするワザ、術の威力が3%アップするワザの4種類である。
地味だ。
かめはめ波を打てるようになるのはいつなのか。いや、果たしてかめはめ波みたいな術はあるのか。そんなことさえわからない、いきあたりばったりな老師生活なのであった。

▲回復魔法
腐った木退治にも飽きてきたので、たわむれに回復魔法を覚えた。使うと体が光の束に包まれ、体力がほんの少し回復するというものだ。MPがあまりがちだったのでついついスキルポイントを振って覚えてしまった。
オンラインRPGにありがちな失敗の例。それは、万能キャラっぽく色んなパラメータに分散して値を振り、成長してから使い物にならなくなるということだ。オンラインRPGでは、一点特化型にした方が面白いし、強くなる。そういう過去の経験を全く生かしていないのだった。
そんなことを考えたり、ぼーっとしたりしながら戦っていたら、樹精という腐っていない好戦的な木の精が現れ、仲間を呼ばれて袋だたきに遭い、死んだ。街に戻される。

▲戻された先で知らない人と急接近
戻された先で、もの凄い至近距離に知らない人がいたので、あわてて離れた。びっくりした。
木の精との戦闘にも飽きたので、防具を一部新調して、クエストをやりにいく。クエストと言っても、怪物を40匹倒せというものだ。相手は水鬼。かつて、ためしに殴ってみたらめちゃめちゃ強くて、瀕死になりながらなんとか逃げたという敵である。

▲水鬼(カッパ)に攻撃
だが、老師は成長していた。もうあのときの老師じゃない。どちらかというと、割と余裕でやっつけまくる。5レベル前は、よくもやってくれたなという恨みを込めて感電斬り。

▲レベルアップ
そしてレベルはいつしか、11に。ふっはっはっはっ。
かっぱを規定数倒したので、街に報酬をもらいに戻る。歩くと遠いので「帰還書」という巻物を使った。これは、キメラの翼みたいなもので使うと一瞬にして街に戻れるのだ。
そして、街であるものを買った。

▲おうまさん
お馬さんである。いや、買ったのはお馬さん呼び出し券だ。一枚につき一回限り、使うとお馬さんが現れ、馬を下りるまで自由に動かせる。長旅に必須の乗り物である。
はっきり言って楽しい。術を覚えたりするよりも、乗り物に乗れるのがめちゃめちゃ楽しい。
次回はこの馬で遠出をしてみたいと思う。
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